- 2016⁄11⁄28(Mon)
- 03:16
早期羽化実験中
チョネさんブログ開設6周年
豪華賞品が沢山ですのでみなさんお見逃しなく!!

今回は早期羽化実験経過です。
昨年まで早期はクマモンさんが大きめのワインセラーを
持っておられるため15頭前後お願いしてました。
今年は自分でしなさい!!
とのことですが、虫家もなく、温室もないため
自分のブリードルームで工夫して早期に挑戦して
います。
理想としては早い時期に幼虫を採り、良いラインの
18g以上の大きい♀を強制的に加温し、なるべく
早い時期(年内に)小さく50mm前半で羽化させる
方がポテンシャルや成熟度を考えるとベストかも
知れません。
しかし、我が家はまず、温室なしでどうするか?
から始まります。
昨年までに分かっていること。
1、天井付近に置いた幼虫は早期羽化しやすい。
2、なるべく狭い空間が蛹化しやすい。
3、菌糸劣化ビンを放置すると蛹化する。
4、ポリよりガラスビンが成功率が高く観察可能。
5、ガラスビンにエアコンの直風を当てると蛹化
し易い。
まず、1番
今期、ブリードルーム内を全面スタイロで覆ったこと
と室内の温度差が比較的安定したため
?であった・・・・・が
スタイロで覆ったとはいえ、所詮プレハブであり
9月、10月は想像以上に最上段の温度が高く
9月中に天井付近に置いた幼虫はほぼ蛹室を
作ったり、前蛹、蛹になってしまった。
(苦もなく成功)
この方法はプレハブなどの簡易な屋根の建物で
無ければできない我が家独自の方法かもです。
2番目の狭い空間
こちらは動ける空間を少なくし幼虫にあきらめさせる。
昨年100ccほどの成虫を送品するときのタッパー
に入れて実験。
たった3頭で試し、13g程度の幼虫は成功しましたが
16g台のが不全となってしまい、最適な大きさを
550ccガラスビンとした。
3番目劣化ビン
劣化ビン場合、劣化に気づかず小さく蛹化させて
しまうことがたまにあります。
しかし、そもそも劣化ボトルでは幼虫は大きくなって
おらず羽化個体も小さすぎます。
しかし、2本目の早期用には応用出来、
栄養価の少ない無添加醗酵マットが添加マットより
劣化、虫の混入などのリスクも少なく栄養価もない
ため幼虫が早く蛹化しやすいようです。
また安価で経済的です。
また、菌糸を使う場合でも安価な菌糸でもOKと
思います。
昨年はより栄養価を下げるためいきなりティッシュ
にくるんだり、花用のオアシス作成の人口蛹室に
幼虫のうちに乗せたりという無謀なことも過去には
やりました(笑)
オアシスは幼虫がもぐり気づいた時にはお腹の
中が緑色で、成功するか不明のまま救出です(笑)
4番目のポリとガラス
これは過去2年間、クマモンさんに早期を依頼
した際にどうしても550のガラスビンの成功率
が高かったことから、間違いないだろうと思います。
また、ガラスの一番良い点は必ず外側に蛹室
を作成するため蛹室を作ったか?
前蛹か蛹かが分かりやすい。
ポリは中に作る事が多く状態が解らない。
5番目は昨年まで畳2畳分のスペースで400
頭飼育し、200頭はスペースの外での飼育
という過酷極まりない飼育環境でした。
必然的にエアコンの吹き出し口に近い場所
には暖房の直風がボトルに直接当たります。
そこでもガラスビンでの反応は大変良い状況
でした。
今期はそこそこ天井でスイッチが入った早期♀
も居ますが、もう1つのエアコン直風方も実験
しておきたく11月10日頃から時期的には
遅いのですが、どう変化していくのか?
来期のためにも実験しているところです。

11月12日時点で天井法にて蛹になっている
個体群
菌糸を使用していますが、詰めるのが遅れ若干
劣化傾向のブロックを詰めた菌糸ボトルです。
11月12日にエアコン直風法のために更に
エアコンに面したラックの1空間をスタイロで
覆い、前面はサッシ用の透明な断熱シートで
中を何となく見える程度(温度、湿度)も見れます。
エアコンは5畳の空間に2台ありますので
そのうち1台を早期専用に使用中。

取りあえずまだ前蛹になっていないボトルを
簡易温室内に入れ込みました。(60本位)
再度、来期実験用として11月16日割り出し幼虫
を2~3日マットに入れ天井付近に置き場所を安
定
させ、11月19日にエアコン温室の中の一番吹き
出し口に近い場所へ移動。

今回実験用は11月16日に一部交換した15gから
16.9g程度の幼虫を使用し、無添加マットにて実験

9月前半にボトル投入している群は天井近くに
置いていても、何となく蛹室かな?と思っても
中の様子がどうなっているか?確認できない。
この状態で1週間後確認してみます。


こちらは大失敗例
天井に近い位置が昨年までより温度が下がっている
と思い込んで高い位置に置いていた個体。
Gullさん1422×タケセイヨウさんA1
2本目交換時34gで2本目での37gUPを期待
していた個体がまさかの早期羽化!!
34gからの77mmは涙がでるほど悲しいですね~
82mm位あれば早期♂で使ったのですが・・・・
天井加熱法はデカ幼虫でさえ羽化させるほどの
効果を発揮しました( ノД`)シクシク…
そして11月27日

11月19日にエアコン直風部屋へ移動した幼虫
4頭は3頭が完全に蛹室を作っています。
右下のはまだ、壁を固めていないようです。
11月12日に投入した60頭中約35頭は前蛹と
なり天井付近に移動させました。
そうすることで加温しすぎによる羽化不全を防止
できるように考えます。
11月16日交換分という遅い交換幼虫の経過は
追って紹介していきます。
ちなみにエアコンの設定温度は28度ですが
一番近いボトルは33~34度位ではないでしょうか?

ボトル組みはやはり分かりませんねえ~

エアコン部屋に移動後前蛹になった個体
菌糸でもOKですが、失敗したのは菌糸ボトル
に幼虫投入穴を掘った際の菌糸カスで作成した
3次発菌?ビン投入幼虫はかなりの確率で
暴れました!!
幼虫を小さくする意味ではありかもしれませんが
蛹化を考えるとダメでした。
ヤフオクにて1422×1415早期羽化出品中です。
ではでは


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こんばんは
早期羽化か〜 いろんなやり方あるんですね勉強になります
34gから77ミリって凄く暴れてダイエットし羽化でしょうか
うちは常温飼育なので早期羽化とかは出ないかなぁ?みんな幼虫やってるし笑 おそらくうちのオオクワも来年6月に蛹化して7月以降羽化してくるでしょうね
- 2016⁄11⁄28(Mon)
- 21:14
大鍬悶左衛門さん
やっぱり500ガラスか硬質プラが良さそうですね。
私の場合温室がなく、泣く泣く違う方法を検討し
確信もないので沢山仕込んでしまいました。
結果が来期はスムーズにやりたいです。
悶さんもWAIZUさん法で成功されることを期待してます。
それにしても成功しなかった幼虫も大きそうに
見えますね~
> 私は今期、早期の予定が大きく狂ってしまいました。YPさん、REGAさんご紹介のF氏から種々情報をいただき、昨日急遽500クリアボトルでwaizuさんmethodに挑戦、悪あがき中です(投入→翌日掘り出しもしました^^;堅かった・・・)。
>
> 当方でも2本目で500に入れたものはほぼ羽化していました。REGAさんが述べられている「狭小スペース」には、当方数は少ないですが同じ印象を受けました。
>
> なんとか少しでも思い通りな強制羽化手法を見出したいですね。
- 2016⁄11⁄29(Tue)
- 12:28
クワ復帰組みさん
34gは全く暴れた形跡はありません、
結構早い機会にスイッチを入れてしまったようで
他の同ライン♂も外から全く食痕が見えないのも
居ますし、結構同腹♀はすでに羽化してます。
クワ復帰組みさんとこはプレ企画からの虫たちは
どんな感じでしょうか?
春の特大個体の報告を楽しみにしています。
> 早期羽化か〜 いろんなやり方あるんですね勉強になります
> 34gから77ミリって凄く暴れてダイエットし羽化でしょうか
> うちは常温飼育なので早期羽化とかは出ないかなぁ?みんな幼虫やってるし笑 おそらくうちのオオクワも来年6月に蛹化して7月以降羽化してくるでしょうね
- 2016⁄11⁄29(Tue)
- 12:33
こんにちわ!
34gからの77mmは勿体なかったですね(;_;)まだまだ成長出来たかと思うと悔しいですね。
うち♀は外の倉庫の中に置いてあるショーケースで管理してるんですが、やはり夏場がしんどかったのか、3分の1くらい羽化したか蛹になってしまいました(悲)ニューマリーンサーモでショーケースの冷蔵作動させてもダメでしたね。来年への課題が見えました。
- 2016⁄11⁄30(Wed)
- 11:02
こんばんは。
なかなか訪問、コメ出来ず申し訳ないです(^_^;)
面白そうな試みですね。
ガラス瓶が早期羽化には有効な傾向とは・・・。
良い情報為になりました(^^)
早速ガラス瓶に菌糸を詰めて我が家でも有効か検証してみます。
- 2016⁄11⁄30(Wed)
- 19:56
Tajinyoさん
やはり、プレハブや倉庫には限界がありますね!
場所によっては良い場所もありますが、
夏は天井付近、冬は足元はどうにも厳しいと
感じてます。
ブリードルームの特徴をしっかり把握して
飼育しないといけませんね、お互い。
> 34gからの77mmは勿体なかったですね(;_;)まだまだ成長出来たかと思うと悔しいですね。
> うち♀は外の倉庫の中に置いてあるショーケースで管理してるんですが、やはり夏場がしんどかったのか、3分の1くらい羽化したか蛹になってしまいました(悲)ニューマリーンサーモでショーケースの冷蔵作動させてもダメでしたね。来年への課題が見えました。
- 2016⁄12⁄01(Thu)
- 01:00
まさやん
ガラス瓶はかなり効果が高いと思います。
一番いいのは様子が見えるため事故が少なかったり
次の一手を検討できる点でしょうか?
コメが中々出来ないのはお互い様ですよ。
ブログを始めたころと比べると他のブログで訪問、
コメすることが減りました。
ただ、頻繁にTELできる訳でもありませんので
コメは素直にうれしいです。
> なかなか訪問、コメ出来ず申し訳ないです(^_^;)
> 面白そうな試みですね。
> ガラス瓶が早期羽化には有効な傾向とは・・・。
> 良い情報為になりました(^^)
> 早速ガラス瓶に菌糸を詰めて我が家でも有効か検証してみます。
- 2016⁄12⁄01(Thu)
- 01:06
こんばんは
早期羽化を狙いどおりに出せるといいですよね。
今年は冷温庫を使った加温でなんとか早期羽化出来ました。
飼育数も少なくいろいろ試せないので、すごく参考になります。
- 2016⁄12⁄01(Thu)
- 17:41
- [edit]
こんばんは
早期♀順調そうですね
置く場所によって工夫され色々と考えられてますね^^
やはり広口瓶は良さそうですね
私の所も早期狙いの反応が遅い♀達をマットに入れ替えたら
2週間ほどで蛹室を作り始めました・・・が
今期は安易に構えすぎました^^;
- 2016⁄12⁄01(Thu)
- 23:55
たかとぱぱさん
何となく来期は出来そうな気がします。
今期は不安もあり多く仕込みすぎました。
冷温庫などがあればいいですね!!
私のブログはあまり参考にはならないと思いますよ(笑)
> 早期羽化を狙いどおりに出せるといいですよね。
> 今年は冷温庫を使った加温でなんとか早期羽化出来ました。
> 飼育数も少なくいろいろ試せないので、すごく参考になります。
- 2016⁄12⁄02(Fri)
- 00:53
gifunotakaさん
例のラインは複数予約いただいたので
沢山仕込み過ぎました(笑)
少しは仕事も落ち着かれたようですので
今からやっとクワ作業でしょうか?
> 早期♀順調そうですね
> 置く場所によって工夫され色々と考えられてますね^^
> やはり広口瓶は良さそうですね
> 私の所も早期狙いの反応が遅い♀達をマットに入れ替えたら
> 2週間ほどで蛹室を作り始めました・・・が
> 今期は安易に構えすぎました^^;
- 2016⁄12⁄02(Fri)
- 00:56
こんにちは
34gUPからの77mmは残念でしたね。(涙)
早期♀は狙い通り順調ですね。
経験・研究の結果を今後も生かせるよう
勉強させて頂きます。(^-^)
- 2016⁄12⁄02(Fri)
- 18:55
- [edit]
貴吉おやじさん
34g→77mmはショックです。
というのはそのあたりに置いていたボトル全て
そうなっている可能性もあり、2本目にホントに
伸ばせるのでしょうか?
前途多難ですね~
早期は予想以上に天井組みが蛹化してしまい
早期掛けたかった♀以外も早期してしまった
ようでこういう反省を次に生かしたいですね!!
私のブログはあまり参考にせず、
セオリー通りが一番ですよ(笑)
> 34gUPからの77mmは残念でしたね。(涙)
> 早期♀は狙い通り順調ですね。
> 経験・研究の結果を今後も生かせるよう
> 勉強させて頂きます。(^-^)
- 2016⁄12⁄02(Fri)
- 23:14
私は今期、早期の予定が大きく狂ってしまいました。YPさん、REGAさんご紹介のF氏から種々情報をいただき、昨日急遽500クリアボトルでwaizuさんmethodに挑戦、悪あがき中です(投入→翌日掘り出しもしました^^;堅かった・・・)。
当方でも2本目で500に入れたものはほぼ羽化していました。REGAさんが述べられている「狭小スペース」には、当方数は少ないですが同じ印象を受けました。
なんとか少しでも思い通りな強制羽化手法を見出したいですね。